世界一臭い缶詰シュールストレミングを美味しく食べることができるのか!?

~悶絶の実食編~

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長く険しい地獄のような時間の幕開け…

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無事に開缶を終えたググレンジャーはシュールストレミングの美味しい食べ方を見つけ出すべく色々な調理をし、実食することに。

 

シュールストレミングは一度水洗いをしないと塩辛くて食べることができないため、まず下ごしらえが必要だ。そこでペットボトルに用意してきた水を使い、周りについた塩気とシュール液を洗い流す。しかしそれを洗い流したからといって世界一クサい臭いが取れるわけではない。

 

そう、これは一度服についてしまうと洗っても二度と取れない、永遠の臭いがまとわりつく食べ物シュールストレミングなのだ。

 

そしてこれからググレンジャーとゲストとしてお招きした美食家モンロー・サブエボ先生は、これまでに体験したことがなかった長く険しい、地獄のような時間を過ごすことになる…

 

 

 

寄ってきたのは、ハエ、ハエ、ハエ!蝿の大群だ!

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シュールストレミングは生ゴミの臭さをも超えている。その証として、シュールストレミングの周りには、今まで存在していなかった無数のハエが群がっている。

 

これは本当に食べ物なのか!?ハエが寄ってくるような“モノ”をこれから口の中に入れるのか!?そう感じながらもググレンジャーは一品目『刺し身』を口に運ぶことになる。

 

 

 

【一品目、刺し身ストレミング】わさびがあるから大丈夫!

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日本人は“刺し身”が大好きだ。ググレンジャーも然り、もちろん私も大好きだ。というか私は誰だ、誰なんだ…

 

冗談はさておき、シュールストレミングの素材そのものを味わうには刺し身が一番。刺し身といえば“わさび”。わさびがあることによって魚特有のくさみを消してくれる。こんなに臭い食べ物でもわさびにかかればイチコロだろう。

 

きっと、わさびがググレンジャーを救ってくれる。誰もがそう信じて止まなかった。

 

レッド:『それでは食します、せーの!』

 

一同が一斉に刺し身を口に運ぶ。わさびのおかげですぐに生グサさは感じない。しかし数回噛みしめると、なんとも言えない生グサさと激臭で吐き気を催す。

 

ブルー:『ヴォエェェェー』

 

ブルーが声にならない声を発したのを皮切りに、周りで次々と嗚咽が始まる。

 

イエロー:『これ、無理っス!』

レッド:『水!水!』

 

あの”わさび”を持ってしても、世界一臭い”魚”のクサみを消すことはできず、シュールストレミングは、いとも簡単にググレンジャーの希望を打ち砕いてしまった。

 

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【二品目、チーズストレミング】飛び出すチーズ

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次に食すのは、チーズの上にシュールストレミングを乗せた、その名も”チーズストレミング”。

 

発酵食品同士なら一緒に食べてもいけるでしょ?という何とも意味不明な言葉をレッドが残し、チーズストレミングを口に運ぶ。

 

全員:『いただきまーす!』

 

先ほどと違ってクサみを消してくれる”モノ”が何もない。今度は生グサさがすぐにやってくる。

 

その時事件は起こった!

 

なんと、グリーンの口に入ったはずのチーズストレミングが勢いよく、まるでピストルの弾丸のように飛び出したのだ。よって、おおかたの予想通り発酵食品同士を一緒に食べても無理なものは無理だった…

 

さけるチーズ、とろけるチーズはあっても、【飛び出すチーズ】は世界中どこを探しても見つからないのではないだろうか?グリーンの口から弾丸のように飛び出したチーズストレミングは是非動画にて確認していただきたい。

 

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【三品目、ストレミング寿司】日本が誇るTHE・JAPANESE SUSHI!

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ストレミング寿司には、刺し身ストレミングで活躍し多少のクサみを消してくれた”わさび”がある。その上シャリまで付いてくる。この日本が世界に誇る”SUSHI”であれば美味しく食べれるのではないか。

 

しかしこれも儚き希望と終わった…

 

肝心のわさびに辿り着くまでに、シュールの波が先に襲ってくる。わさびを味わう前にググレンジャーはやられてしまったのだ。

 

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【四品目、チップストレミング】サンドにして見えなくしよう!

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度重なる実食のおかげでググレンジャーの体力はみるみるうちに奪われている。今シュールストレミングに対抗できる術としてはチップスターで”あの強敵”を挟み込むことしかできない。

 

これがどれほどの効力を発揮してくれるだろうか…しかし、冷静な判断力を失ったイエローはこれは明暗だとばかりにシュールストレミングを挟み込み、それに釣られるように次々と他のメンバーもマネをしていった。

 

レッド:『ブルー、これ紹介して。』

 

ブルーがチップストレミングを紹介する。

 

ブルー:『チップスターに”ネギ”を乗っけてます!』

 

ブルーはどうしてしまったのだろうか?それ程にまでシュールストレミングにやられてしまっているのか?チップスターの上にあるはずのない”ネギ”が乗っていると言っている。どうやらブルーは幻覚まで見てしまっているようだ…

 

ブルー:『それでは、いただきます。』

 

チップスターで挟んだチップストレミングを一斉に口に運ぶ。

 

ブルー:『うわっ、なんか出てきた。』

 

“なにか”とはシュールストレミング以外の何物でもない、それさえも区別がつかないくらいにブルーはもがき苦しんでいた。しかし、チップスターで挟んだことにより魚の衝撃を和らげることができたのか、今までの中では比較的食べやすい組み合わせだと言えた。

 

この日を境にググレンジャーにひとときの”チップスターブーム”が訪れることになる。

 

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【五品目、ストレミングおにぎり】ジャンケンで2人決めよう!

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おにぎりは2つしかない。普段ならばこの美味しそうなおにぎりを奪い合うくらい食欲旺盛なおっさん達だが、この時ばかりは訳が違う。そう、この中身はシュールストレミングなのだ。

 

レッド:『ジャン負けで、2人決めよう。』

 

全員でジャンケンを始める。30才をとうに超えたおっさん達がこんなに真剣にジャンケンをする光景をあなたは目撃したことがあるだろうか!?異様な空気に包まれ、静まり返ったこの山の中でおっさん達の

 

『最初はグー!』

 

だけが響きわたっていた。

 

ジャンケンの結果、ストレミングおにぎり代表に選出されたのは、ブルーと美食家サブエボ先生の両選手。その2人が”乾杯”をし、おにぎりを頬張る。

 

ブルー:『出てこない』

 

このおにぎりはもちろん手作りだ。コンビニのおにぎりと違ってどこから食べても具が出てくるわけではない。しかしこの時ブルーは、日本の米の美味しさにささやかな幸せを感じていた。

 

イエロー:『サブエボもう見えてんじゃん!』

 

美食家サブエボ先生は、一足先にシュールストレミングに辿り着いている。

 

グリーン:『どんな味する?』

 

サブエボ:『塩辛いっすね』

 

さすがこれまで様々な食物を食べてきたサブエボ選手はこんなに臭い食べ物を食べても微動だにしない。そのときブルーがあの強敵に辿り着いた。

 

ブルーは無言でしゃがみ込む。まさに“あしたのジョー”状態だ。

 

その時、サブエボ選手が一気に頬張る。

 

レッド:『サブエボ選手行った!』

 

サブエボ選手は、『フム、フム』とうなずき微動だにしない。いや、やせ我慢だ!余裕の表情を見せていたと思いきや、木の陰に素早く隠れ吐き出している。やはりサブエボ先生と言えども、シュールおにぎりは克服できなかった。

 

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【6品目、ストレミング茶漬け】あれ?あれ?byブルー

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地獄のような時間もこの6品目で終りとなる。最後に食すのはシュール茶漬け。普段ならば飲んだ後のシメとしてよく食べている。しかし今回はシュールストレミングのシメとして、このお茶漬けを食べることになる。

 

これは熱を通した上にわさびまでが乗っている。熱を通し、さらにわさびを加えることによってこの魚の生臭さが消えると思っていたピンクは、当初から『お茶漬けはイケる!』と豪語していた。そのピンクが真っ先にお茶漬けを勢いよく口の中にかき込んだ。

 

ピンク:『いや、あ”ん”んんんーーー』

 

言葉にならない声が響く。もしかしてお茶漬けでもダメなのか?次にレッド、イエローがシュール茶漬けに口をつける。今までとは全く違ったリアクションで、決して吐き出したりはしない。しかし美味しいわけではない。ただ単に食べれるというだけのようだ。

 

そして、数々のシュール料理に幻覚まで見せられていたブルーがシュール茶漬けをかき込む。大丈夫なのか?お前はもう意識を失ってもいいほど体力を消耗しているのではないのか?

 

その時、ブルーは意外な言葉を発した。

 

ブルー:『あれ?』

 

何が起きたというのだ。あんなにシュールストレミングを嫌っていたあのブルーが微動だにしない。『あれ?』とはいったい何なのだ!今までの衝撃で気が狂ってしまったのか、ブルーはもう一度味を確かめるようにシュール茶漬けをかき込んだ。

 

ブルー:『あれ?』

 

2度食べても『あれ?』と言っている。これはどういうことなのだ!ブルーが、あのブルーがシュール茶漬けを一心不乱にかき込んでいる。そしてブルーはシュール茶漬けをあっという間に完食してしまった。

 

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皆様!シュールストレミングの美味しい食べ方を見つけましたよ!

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あんなに嫌がっていたブルーがシュール茶漬けを完食したことにより、お茶漬けにすることでシュールストレミングを美味しく食べることができるという答えを導き出すことに成功した。

 

シュールストレミングの独特の生グサさと臭い、これを克服するには湯引きなどの熱を通す必要があり、さらにわさびでも生グサさを消す必要がある。しかしこれほどの対策をしないと食べれない食べ物とは参った。

 

この実験を終えググレンジャーは、検索しても解決しなかった疑問を初めて解決するに至った。しかしググレンジャーはまだ始まったばかり、これから様々な企画に挑戦していく、そんなググレンジャーを暖かく見守って欲しい。

 

もしこの企画に触発された方がいたとするならば、是非シュール茶漬けを試していただきたい。しかし缶を開けるときは人っ子一人いない山の中で行うように!

 

これを食べたことによりググレンジャーは翌日までシュールストレミングの臭いに悩まされ続けたのは言うまでも無い。

 

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【前編】シュールストレミング激クサの開缶編はこちら

 

|2013/11/22 up|カテゴリ 調理、グルメ系タグ  ,

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